ADHDを持つD君のお話し。
前回(11/8のブログ 仲良くなりたい)の続きとなります。

ふれあいきっず首里に通い慣れた頃から、先日の“トランプ事件”のように、他の子をわざと怒らせて楽しんだり
暴言を吐くは、相手が泣くまで罵声を浴びせる等々

その傍若無人ぶりには、大人の私達でさえため息をつくほどでした。
D君に今必要な支援とは?
スタッフ全員で何度も何度もミーティングを重ねた結果、この結論にいたりました。
ふれあいきっず首里に通う子供たち、ひとり1人をもっと大切にしよう!
ふれあいきっず首里では、オリジナルの教材を使い、運動&学習の両方から子供たちの成長を促しています。
でも、どんなに素晴らしい教材が揃っていても子どもの心が動かないと、それは支援にはつながらない。
ならば、今のD君に1番必要な事は、勉強する事、運動する事ではなく、D君の思いにしっかりと寄り添うこと。
D君のように感情の起伏が激しい子は、感情が爆発した時、その状況を見守りつつ、本人がしっかりと乗り越えた時
それを受け入れ、声をかける。
それからスタッフ全員で共通理解のもと、D君に対する声かけを変えていきました。
D君が表現できない気持ちを代弁する
本人に表現する方法を教える。
誤解される行動が多いD君の想いを周りの子に伝え、他の子供達からの誤解を解く。
その支援を続けていると、D君が次第に穏やかな表情を見せはじめ、イライラする事が減って行ったのです。
久しぶりに会った子に「A、元気?」と声をかけたり
宿題で詰まっているEちゃんに「俺が教えてあげる」とわかるまで何度も何度も辛抱強く教えたり
(前は「このくらいも、わからんばー」とすぐ意地悪発言をしていました。)
イライラが募った時は、教室から出て自分でクールダウンをし、気持ちを落ち着かせてから戻って来たりと。
優しくなったD君ですが、たまに感情のコントロールが難しく爆発したり、友達とケンカもあります
でも、私達のD君への個別支援は現在進行形です!
少しずつ、少しずつ、やり続ける事が良い結果をもたらすんだとD君を通して学びました。
ふれあいきっず首里は発達障がい児を受け入れている児童デイですが、この事は児童デイだからではなく
きっと子育てにも通じるものだと思います。
このブログを見てくださっている全ての皆様へ
子どもの成長は、よ~んな~、よ~んな~です!
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